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七ヶ宿の白炭は炭専門ですが、
私たち炭屋の山暮らしのおすそわけ、シェアし交流するというようなコンセプトで
「すみやのくらし」というブランド名で、ちょっと大げさかもしれませんが、事業展開のようなことを考えています。
まずは、菓子部門を今春に開業しようと、
準備が急ピッチで始まっています。

2013-1-24-1
一昨日の炭窯。炭出し直前の様子。

ふくいちの事故による放射能汚染などもあって、
様々に調べて、学んで、考えて、悩んで、
私達は移住しないで、ここで暮らし続けることを選択し、
自分たちなりに被曝を減らす工夫をしたり、乳酸菌で免疫力アップに精進したりしてきました。
もともと、自然の営みに即した暮らしがしたくて、20年ほど前に私達の七ヶ宿での山暮らしが始まりました。
自給自足には程遠く、望んでいたようにはなっていない部分もたくさんありますが、
多くのご縁に支えられてのこれまでの歩みでした。

それまでも感じていた人間社会の多くのひずみ、危機的な地球環境のことなどが
この度の放射能のこと、原発のことなどをきっかけに、
より顕在化してきた感があります。両極端に向かっての分裂を感じてもいます。
新たな世界に向けての何か大きな営みなのかもしれません。

こうなってしまった、その根っこのひとつとして、
いのち、自然とダイレクトに向き合う経験の少なさを痛感したところです。
人間世界がますますデジタル化していくことに反対するわけではありませんが、
バーチャルな経験がリアルな経験を凌駕してしまっていて、
そこで満たせることと、
自分といういのちと向き合うことも含めて、
リアルにいのち、自然と向き合う経験で満たせることは本質的に異なることを感じるようになりました。
世の中の出来事、そこに至る人間の営みに、共通する大きな落とし穴を感じてきました。

なにが痛いのか、なにが快いのか、なにが悲しいのか、なにがうれしいのか……
自分自身それぞれの身を持ってしか、五感はもちろん、まるごといのちを通してでしか、
いのち、自然と直接的に向き合うことでしか、
満たせないものが人間にはあると思うのです。

様々な世界の危機、悲惨、矛盾などと、些細な人間の営みとの根っこのところに、
私たちには、同じものが見えてきたのです。

ちょっと大げさすぎたでしょうか。楽天的に、しかし大真面目に進んでいければと考えています。

そのとっかかりとして、菓子業を始めようとしているところなわけです。
どうなることやら……。
今後ともよろしくお付き合いくださいませ。乞うご期待!

2013-1-24-2
円が運転免許証以来の資格!という「食品衛生責任者」の講習を無事終了してまいりました!

2013-1-24-3
山への運搬車の道と雪上の樹影。
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2013-1-5-3
2013年の年初めに、詩を書いてみました。

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子ども達よ
しっかりとこの美しい朝日を見るがいい
そして心の奥底に焼きつけよ
子ども達よ
しっかりとこの美しい雪を触るがいい、感じるがいい
そして胸の奥が熱くなるのを感じよ
子ども達よ
父と母が愛するこの美しい世界をしっかりと、しっかりと
父と母が愛するように、お前たちも愛するのだろうか
子ども達よ
お前たちが大きくなって
コンクリートとプラスチックの都会に憧れることがあるかもしれない
お前たちの欲しいものが、そこにあるかもしれない
そして、道に迷うこともあるだろう
そんな時、必ず
お前たちが見た美しい朝日が
お前たちが感じた雪の冷たさが
お前たちを救ってくれると、お前たちに道を示してくれると
父も母も、そう信じている

父と母は共に都会で育ったが
いつしか原子力の火をよしとする世界には幸せはないと感じ
この山奥で暮らす道を選んだ
自給自足を望んではいるが、なかなかそうもなっていない
なかなかカッコ悪いこともしている、恥ずべきこともたくさんしている
喧嘩をしたり、怒ったりして、なかなか心穏やかには暮らせていないかもしれない

子ども達よ
今日の朝日は美しい
お前たちの、ときに曇った顔も、痛みを感じているその心も、まっすぐに見るまなざしも
いのちは美しい、ありようそのものがそのままで美しい

お前たちが見た美しい朝日が、お前たち感じた雪の冷たさが
お前たちが感じた痛みが、自分自身といういのちと向き合ったことこそが
お前たちを救ってくれると、お前たちに道を示してくれると
父も母も、そう信じている
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2013-1-5-2


ちなみに年賀はこちらです。今年もどうぞよろしく。
2013-1-5-1

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